「エアコンが壊れた」「買い替えるから古いものを処分したい」
大阪にお住まいで、このように考えている方も多いでしょう。しかし、エアコンは家電リサイクル法の対象品目であり、自治体の粗大ごみとして簡単に捨てることはできません。
大阪で古いエアコンを処分するには、法律に基づいた正しい方法を選ぶ必要があります。この記事では、大阪でエアコンを処分する際の主要な2つの方法、「家電リサイクルルート(自治体関与)」と「専門業者への依頼」について、費用や手間、メリット・デメリットを徹底比較し、あなたに最適な処分方法を解説します。
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1. 知っておきたい!エアコン処分の基本ルール

1-1. エアコンは「家電リサイクル法」の対象です
テレビ、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機・衣類乾燥機と並び、エアコンは「特定家庭用機器再商品化法(家電リサイクル法)」の対象品目です。
これは、これらの家電から有用な部品や材料をリサイクルし、廃棄物を減らすための法律です。この法律の定めにより、消費者は処分時に「リサイクル料金」と「収集運搬料金」を支払う義務があります。
1-2. 処分時に必要な費用
エアコンを処分する際は、主に以下の2種類の費用が発生します。
| 費用項目 | 概要 | 支払先・目安 |
| リサイクル料金 | エアコンをリサイクル施設で再資源化するための費用。 | 処分方法に関わらず発生。メーカーにより異なるが、990円~2,000円程度(税込み)。 |
| 収集運搬料金 | エアコンを自宅から指定引取場所やリサイクル施設まで運ぶための費用。 | 依頼する業者や方法により異なる。2,000円~10,000円程度。 |
※リサイクル料金の正確な金額は、一般財団法人家電製品協会のホームページで確認できます。
2. 【処分方法A】家電リサイクルルート(大阪での基本)

最も一般的で法に基づいた処分方法です。主に「買い替え時」と「処分のみ」で手続きが異なります。
2-1. 買い替えで古いエアコンを処分する場合
新しいエアコンを購入する店舗に引き取りを依頼するのが、最も簡単で手間のかからない方法です。
- 手続きの流れ:
- 新しいエアコンを購入する家電量販店や販売店に、古いエアコンの引き取りを依頼します。
- 購入店が、新しいエアコンの配送・設置時に古いエアコンを回収します。
- 費用の目安:
- リサイクル料金:990円〜2,000円程度
- 収集運搬料金:3,000円〜7,000円程度(店舗により異なる)
- メリット:
- 設置と同時に回収してもらえるため、最も手間がかからない。
- 配管の取り外し(取り外し工事)も同時に依頼できる。
2-2. 処分のみで古いエアコンを処分する場合(小売店・指定引取場所)
新しいエアコンの購入予定がない場合は、「過去に購入した小売店への依頼」または「指定引取場所への自己搬入」を選びます。
① 購入した小売店に引き取りを依頼する
過去にエアコンを購入した販売店(家電量販店や街の電気屋さん)には、引き取りの義務があります。
- 手続きの流れ:
- 購入店に連絡し、引き取りを依頼します。
- 購入店が回収に来る日を調整します。
- 費用の目安: 収集運搬料金は店舗や出張費により異なります。
- デメリット:
- 引っ越しなどで購入店が不明な場合や遠方にある場合は利用できない。
② 大阪市内の「指定引取場所」に自分で持ち込む
収集運搬料金を節約したい、時間に融通がきく方には、大阪府内にある指定引取場所へ自分で持ち込む方法があります。
- 手続きの流れ:
- 郵便局でリサイクル料金を支払い、「家電リサイクル券」を受け取ります。
- エアコンを取り外し、車などに積み込みます。
- 大阪市内にある指定引取場所に持ち込みます。
- 費用の目安:
- リサイクル料金のみ(収集運搬料金はかからない)
- メリット:
- 費用が最も安く済む(リサイクル料金のみ)。
- デメリット:
- エアコンの取り外しを自分で手配する必要がある(専門知識がない場合は危険)。
- 運搬手段(車など)を自分で確保し、労力がかかる。
📌 大阪市内の主な指定引取場所(例)
- 日本通運(株) 大阪東支店(大正区)
- 西濃運輸(株) 大阪西支店(西淀川区)
- 岡山県貨物運送(株) 大阪支店(東淀川区)
詳細は家電製品協会のウェブサイトで確認してください。
3. 【処分方法B】専門業者に依頼する
「取り外しから運搬まで全て任せたい」「急いで処分したい」という方には、専門業者への依頼が便利です。
3-1. エアコン専門の取り外し・回収業者
エアコンの取り外しと運搬・処分を専門に行っている業者です。
- 費用の目安:
- リサイクル料金 + 収集運搬・取り外し費用(合計5,000円〜15,000円程度)
- メリット:
- 取り外し工事を確実に行ってくれるため、手間がかからない。
- 予約が取れれば、比較的早く対応してもらえる。
- 注意点:
- 料金体系が業者によって異なるため、必ず事前に見積もりを取ること。
3-2. 不用品回収業者
エアコン以外の家具や家電もまとめて処分したい場合に便利です。
- 費用の目安:
- トラック積み放題プランなど、まとめて処分するほど割安になる場合がある。
- メリット:
- エアコン以外の不用品も一度に処分できる。
- 即日対応など、スピードが速いことが多い。
- デメリット・注意点:
- 単品での依頼は割高になる可能性がある。
- 無許可の悪徳業者も存在するため、一般廃棄物収集運搬業の許可や古物商の許可を持っているか、料金体系が明確かを必ず確認すること。
4. 【番外編】売却や寄付で処分費用をゼロに!

まだ使えるエアコンや、製造から5年以内の比較的新しいエアコンであれば、「売却」や「寄付」を検討してみましょう。
4-1. リサイクルショップや買取専門店に売却
製造年式が新しく、状態の良いものは高価買取の可能性があります。
- メリット: 処分費用がかからないどころか、収益を得られる。
- デメリット: 買取基準を満たさない場合や、製造年が古い場合は引き取り不可となる。
4-2. フリマアプリやネットオークションで売却
自分で価格を設定できますが、梱包や発送、購入者とのトラブル対応など、手間がかかります。
- 注意点:
- 購入者が取り外しと運搬(設置)を手配・負担できるかを明確にしておくこと。
- 送料や手数料も考慮した価格設定が必要です。
5. 比較総括:あなたに最適な処分方法は?
| 処分方法 | こんな人におすすめ | 費用目安 | 手間(労力) | スピード |
| 買い替え時 | 新しいエアコンを購入する人 | やや高額(リサイクル+運搬) | 最も少ない | 新規設置日に同時回収 |
| 指定引取場所への自己搬入 | 運搬手段があり、安く済ませたい人 | 最も安い(リサイクル料のみ) | 最も多い(取り外し・運搬) | リサイクル券購入後、いつでも |
| 専門業者(回収・取り外し) | 取り外しから全て任せたい人 | やや高額〜高額 | 少ない | 早い(即日〜数日) |
| 不用品回収業者 | 他にも不用品をまとめて処分したい人 | 高額(プランによる) | 少ない | 最も早い(即日対応も可能) |
| 売却・寄付 | まだ使える、新しいエアコンの人 | ゼロ(収益になる可能性あり) | やや多い(取引、運搬手配) | 取引が成立すれば早い |
6. まとめ:大阪で失敗しないエアコン処分のポイント
大阪で古いエアコンを処分する際は、以下のポイントを押さえましょう。
- 家電リサイクル法対象品目であるため、粗大ごみには出せません。必ず「リサイクル料金」と「収集運搬料金」がかかります。
- 買い替え時は、購入店に引き取りを依頼するのが最も手間がかかりません。
- 費用を抑えたいなら、自分でリサイクル券を購入し、指定引取場所へ自己搬入しましょう。ただし、取り外しは専門知識が必要です。
- 手間をかけたくない、取り外しが不安なら、専門の回収業者に依頼するのが確実です。ただし、料金体系の確認と、悪徳業者には注意してください。
ご自身の状況や優先順位に合わせて最適な処分方法を選び、古いエアコンを正しく、安全に処分しましょう。

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